若手の技術者の教育と育成を目指して
平成30年10月30日、解体工事の技術力や安全管理の向上に関する研究・開発を行う「解体施工技士会」を発足させ、秋田市中通の秋田キャッスルホテルで設立総会、発足式を開催した。東北・北海道ブロックでは青森に続く2例目の発足となる。
31年6月から、独立した建設業の許可業種として完全に位置づけられる解体工事業。近年、解体工事に関する工事施工が複雑化し、これまでにも増して高度な知識と技術が必要とされている。施工の管理や安全の管理はもちろんのこと、産業廃棄物のアスベスト等の適正な処理をも求められるという昨今の状況をふまえ、若手の技術者の教育と育成の場としての活動を期待されている。
会長に木村勝幸(木村土木)、副会長に渡辺伸一(現代)と齋藤博信(ユナイテッド計画)を選任。顧問には小野雅敏((一社)秋田県解体工事業協会副理事長)が就任した。
来賓の中泉松司参議院議員らからも激励を受け、木村会長は「解体工事のエキスパートとして技術・安全管理、リスク管理などの課題を技士会での活動で共有し、学び合い、高いレベルを目指して活動して行きたい」と述べた。
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